夏期集中講義「楽器学入門」

夏休み中、三日間に渡り、楽器学入門という集中講義が開かれました。


一日目、ピアノ
二日目、管楽器
三日目、声楽
の日程で行われました。

一日目はピアノ調律師の方に来てもらい、ピアノの構造や歴史、鍵盤楽器全般について講義して頂きました。

なかなか実物を見ることはないチェンバロ

グランドピアノから鍵盤部分をだして構造を説明してもらいました。

学生自らが組み立てます。

調律の体験もさせてもらいました。


二日目は管楽器専門の楽器屋さんに講義をして頂きました。

こう並べられると壮観です

いろいろな楽器を吹かせてもらいました。

三日目は声楽と咽喉の関係について、耳鼻咽喉科の医師に講義してもらいました。
声と声帯の仕組みを医学的に説明してもらい、非常に興味深かったです。


音大生といえど、自分の専攻の楽器以外はほとんど知らないものです。
また、普段から親しんでいる楽器であっても、専門家のお話を聞くと新たな発見があったと思います。
学生たちにとっても、他ではできない貴重な体験だったと思います。
このような授業は東京音楽大学のなかでも特殊で、音楽教育専攻ならではのものです。

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