7/13 第三回社会人特別講義


 ブログの更新が滞ってしまいました。ただ今本学では夏期講習会が行われています。フレッシュな受験生がたくさん!若いですね!そして本日音楽教育専攻では、専攻説明会を行いました。受験生のみなさんの真剣なまなざしに、こちらも気が引き締まります…!お互いアツい夏にしましょう^^


 さて、今年度行われた「社会人特別講義」の一部をご紹介します。本学は音楽を学ぶ土壌が備わっていることはもとより、社会へ羽ばたく準備期間としてさまざまな授業を展開しています。その中で音楽教育専攻では、「社会人特別講義」という授業を行っています。招聘される講師の先生方の講演を通して、学生自らが「社会に出るってどういうことだろう?」また「音楽と社会との関連は?」等、考え行動していくことを目標としています。


7/13の講義のテーマは、

「夢」と「計算」は両立するか?

というテーマです。
先生は、新日鉄(現在の新日鉄住金)に入社後、さまざまなお仕事を経験されました。先生の講演の中で学生たちの注目が集まったところは、先生が「新日鉄音楽賞」や「シカゴ美術院」プロジェクトの立ち上げを行われたこと、二度目の学生生活(修士課程・博士課程)の経験をされていたことです。





 先生は、音楽賞や美術院プロジェクトの立ち上げを通して、若い芸術家の支援を積極的に行いました。また、再び学びを深めることで若い学者との交流が楽しい、1年に1本ペースで論文を書き上げなければ!とも仰っていて、そのパワフルさに学生たちも驚いていたようです。
 
「会社という組織で活動してきたことで、個人ではとても出会えない多くの、多様な分野の、優れた方々と出会うことができた」「会社という枠組みの中で、個人では出来ないスケールの仕事に関与することができた」と、学生の表情を一人ひとり確かめながら仰っているお姿が印象的でした。学生たちの学びが、またひとつ、深まったことでしょう!

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