夏期集中講座「楽器学入門」がありました!

2017年9月4日(火)と5日(水)に夏期集中講義「楽器学入門」がありました!!

音楽教育専攻では、毎年この講義で集中的に楽器の構造、音の出る仕組みについて学びます。

◇1日目◇
講師:斉藤信哉先生
テーマ:「ピアノの歴史と音律」「ピアノを分解する!」

初日は鍵盤楽器の代表格、チェンバロとピアノを扱いました。

みんなでピアノを囲みます
チェンバロも一部解体したり、ピアノはアクションと呼ばれる鍵盤と打弦部の仕組みを引きだして見せて頂いたりと、日頃滅多に見る機会のない光景に、受講生も興味深々の様子でした。

一通りの説明が終わった後、学生は一人ずつチューニングハンマー(ピアノ線を巻きつけているピンにはめて音程を調節する道具)をもち、実際に調律を体験しました。上手くピンを回せずに苦労する人もいれば、サラッっとやってのけてしまう人など様々でした。簡単そうに見えて実は難しいこと、全部で230本前後の調弦をすること等、受講生全員から思わず「おお・・・!」と言う声がもれていました

これがチューニングハンマーです
全く動かせませんでした!
ハンマーの動かすコツを教わります
「左手で音は出し続けてね」「あ!はい!」



◇2日目◇

テーマ:「管楽器の種類」「木管楽器と金管楽器の発音原理と構造」

2日目は管楽器でした!



大きく、木管楽器・金管楽器の違い、構造、さらにリード有り・リード無し、リード有りの中でさらにシングルリード・ダブルリード・エアリードの違い、各楽器のキーシステム(指の押さえ方)、などについて学びました

講義の最後に、受講生全員が実際に音を出してみるという体験をしました!!この日お持ちいただいたのは、フルート、クラリネット、ファゴット、トランペット、ホルン、サックス、トロンボーンだったのですが、見ていると、フルートが意外に難しく、サックスが出しやすいようでした顔が真っ赤になるほど吹いてみたり、早々に諦めて管楽器を専攻している人にコツをきいたり、と一人一人真剣に取り組んでいました
専攻してる楽器を教え合うことも
 
ふっ!?(鳴らないぞっ!!!?)

キーを押さえてみたい!

銀色のクラリネットがあるって知ってた?

どのくらいの音が響いていたか想像つきますか(笑)
トランペットかっこいいのに…!
執筆者:事務助手 福本カナコ

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