学内演奏会オーディションが終わりました!

99日(土)に、音楽教育専攻学内演奏会のオーディションが行われました。

私にとっては、とても緊張する長い一日だったのですが、先生方や裏方仕事を担当していた学部1年生の協力のおかげで、滞りなくオーディションを終えることができました。演奏部門、企画部門共に舞台上でのトラブルもなく、無事に合格者の発表にこぎつけることができて正直ホッとしています。

裏方仕事というのは、文字通り「裏」の仕事なので、目立ったり、時間がかかったりしてはいけません。舞台上の楽器や譜面台・椅子等の配置を決め、移動させる手順を確認したりと、忙しく準備を整えた後、実は息を潜めて「待つ」というのも大事な仕事のうちだったりします。
今の大学生は「待ち」に入るとサッと携帯を取り出し、それこそ身動きもせずにじっと画面に集中しています。見事です。それでも時間を持て余すと、事情が許せば、セッティングを終えたピアノを弾いたり、自分の楽器を取り出してみんなでチョコッと合奏したり。そんな様子を見ていると、みんな本当に音楽が好きなんだなぁっとしみじみ感じます。


一緒に仕事をしながら小耳に挟んだ話によると、先日の集中講義「楽器学入門」でピアノの解体の授業を受けた1年生が、自宅のピアノを解体し、大騒ぎになってしまったそうです。舞台上でピアノを弾く学生の隣に、ピアノの中のハンマーを見ているクラスメートもいるのは、とても面白い光景でした。

来年は裏方を担当した1年生もオーディションを受け、舞台を目指します。きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれることでしょう。

執筆者:事務助手 福本カナコ

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